2015/08/02 13:17
夏という事で、パブリックフォンの全くいかされてない能力をフルに使おうじゃないですか!
「何それ、どういう事」
「電話さん、電話さん。はい、どうぞ」(手に大量のホラー映画)
「‥‥は?」
「全部見て下さいね、ちゃんと覚えて下さいね。お化け」
「何で?!」
「折角の能力、今使わないで何時使うんですかほら、全部見るまで部屋から出たら駄目ですよ?」バタン
「ぎゃあああああああ?!やめろ!やめろ止めてくれ!頼むから部屋のドアをしめないでくれ!一人にしないでくれ!」
「えー」
「っ、つ、‥閉じ込められんのが恐いんだよ馬鹿ぁあああああ!」
「‥‥ああ、そういえばそうでしたっけ。我が儘だなぁ」
で、
「仕方ないから一緒に見てやりますねー」
「‥お、おう‥」
「(震えてる‥本当に一人で個室とか駄目なんだなこのヒト‥)どれから見ます?」
「‥なぁ、何で見ないといけないんだ?何させる気だよオレに」
「電話さんの能力、折角幻覚っていう何かちょっと格好良い感じなのに全然いかされてないじゃないですか」
「使ってねぇもん」
「でしょ?だから今使うんですよ。触れない幻覚って正にお化けにピッタリじゃないですか。あのホテルをお化け屋敷にして遊んじゃいましょう」
「‥鼠に怒られたら責任取れよな」
「大丈夫、バレなきゃ良いんです。バレなきゃ」
悪餓鬼二人。
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