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2012/10/29 23:16

たっくーん!


車「!?」

鏡「どうした?」

車「あ、いや‥何か今寒気が‥」

鏡「何だ、たっくんってやつか」

車「うわぁ!?み、ミラー!?何でそんな呼び方‥!?」

鏡「何となくだけど、悪いのか?」

車「‥いや、俺の事そんな呼び方する奴は今まで一人しかいなかったから‥」

鏡(コイツの事、『たっくん』なんて親しげに呼ぶ奴いたのかよ‥‥何でか分からねぇが、もやもやしてきた‥)

車「ミラー、大丈夫か?何かぼうっとして‥」

鏡「何でもねぇよ!テメェはコレでも食ってろクソ餓鬼!」

車「んぐ!?ふぁひふぉふぇ(何これ)!?」

鏡「自分で見ろよ!何のための鏡張りだよ!」

車「ふぃふぁー‥ふふぇふぁひ(ミラー‥冷たい)」

鏡「ちゃんと喋ろ」

車「ん、ぐ、‥‥何これ、美味いんだけど‥りんご‥?」

鏡「お前にだとよ」

車「俺に?誰から?」

鏡「さぁ?タクシーに渡してくれって管理人から渡されただけだから」

車「ふぅん?まぁ、いっか。りんごくれるなんて気前良い奴もいるんだなぁ」

鏡「良かったじゃねぇか」

車「おう」

りんごありがとうございました!



因みに、ミラーにたっくんって呼ばせてみたかっただけ

タクシーをたっくんって呼ぶのは、二台目タクシーの金髪なのです