2012/09/20 00:24今からタクシーとミラーでキスをして下さい。そうしたら、二人は晴れて夫婦です
鏡「何だこの突然の無茶ぶりは。意味分か‥‥え、タクシー‥?」
車「ミラー‥俺、お前の事わりと本気なんだけど」
鏡「‥え、待て。この流れでんな事言い出すのか?」
車「‥キスしたら、俺のモノになってくれる?」
鏡「た、タクシー?落ち着け、頼む冷静になってくれ!」
車「‥はぐらかすなよ。なぁ‥ミラー、こっち向いて」
鏡「っ、やめ‥首、痛い、痛いって顔から手を離しやがれ阿呆!」
車「ごめんな。でもこうしないとお前、上向いてくれないだろ」
鏡「‥っ、ああもう!ふざけんな!こんな時ばっか身長差いかしてんじゃねぇよ!見下ろされる身にもなれ!」
車「静かにして、な?‥ミラー。好きだよ」
鏡「‥‥タク、シ‥っ」
車「‥‥‥っ、ごめん!やっぱり俺には出来ないよ‥無理矢理変な事して本当に‥本当にごめんなミラー‥怖かったよな、首痛かった?大丈夫?」
鏡「‥‥‥このパターン何回目だよこのへたれ車」
車「ん?」
鏡「いや、何でもない。つか、こうなるって分かりきってたから落ち込むな。所詮ダチに手出しすら出来ない臆病だからな‥お前は。優し過ぎんだよ、ばぁか」
車「貶されてるのか‥?」
鏡「半分は貶してるけど、半分は褒めてっから。俺さぁ。お前のそういうどうしようもなく友達思いな所とか、何時までたっても阿呆な所とか‥‥スゲェ好き。放っておけねぇよ‥お前はこれから先も、変わらないでいてくれ」
車「へ?」
鏡「俺、お前の世話焼くの好きだぜ?」
車「あれ?」
鏡「任せろタクシー。お前もタイヤも、俺が養ってやるから!」
車「お父さん!?え、ちょっ‥ええ!?ミラー何時から俺の事息子扱いしてたの?!ショックなんだけど!」
鏡「落ち込むな息子」
車「やだ、俺今本気で泣きそう」
タクシー。ついに恋愛対象から外される
そして友達としてすら扱われなくなり
もう結婚どころの話しじゃなくなった
∇二人の関係は ふりだしに戻った!
おめでとうタクシー!
車「全然嬉しくないんだけど!」