2011/09/20 10:41

もう2週間くらい前の話になってしまう。

3日間にわたる文化祭・学校祭・体育祭の結果、わたしたちの団が総合優勝!盛り上がった!青春の過剰摂取で涙がでそうだったよ。わたしの担当したパートは学校祭のお店で、階段の上まで行列ができるくらい繁盛しました。自分たちは食べ物を出しているのにお昼が食べられないほど、当日は忙しかった。でもすっごく楽しかったなあ。

あと、体育祭で好きなひとと写真がとれたよ。我ながら大きく前進だとおもうのです。はじめは、団の後輩の女の子たちに、写真一緒にお願いしますって、囲まれてる彼を少し離れて見ていた。あれ程、楽しみにしていたにもかかわらず、なんだか自信が無くなってきて、なかなか動けないわたしに、「ほら、昨日約束できたじゃん!行くよ!」と、友達が腕を引っ張ってくれた。胸のうちは感謝の気持ちでいっぱい。わたしは走り出した。

太陽はまぶしく、隣にいるんだと感じたら尚更緊張、ピース、友達はシャッターを押した。わたしたちはお互い、照れていた。彼は身長が180センチちかくあるので、気遣ってくれたのか、かがんでくれた。少し猫背っぽく写ってしまったけれど、これはこれで可愛いかなあ。そして写真を見るたびに、こんなに近くにいられたんだという嬉しさと、ちょっぴりのさみしさで胸の奥がざわつく。両想いなのか、わからない、微妙な距離のひと。


きらきらした夏、だった。


学校もお祭りムードから切り替わって、今では模試に追われていたり、席替えで窓際後ろから2番目のナイスポジションを勝ち取ったり、その席からすぐ外にある紅葉の木を眺めてたり、髪を切ったり、屋根にのぼったり、数年ぶりにハーゲンダッツを食べてみたり、こんなかんじで、生活してます。


早く制服が冬服になるといいなあ。タイツはいてマフラーもふもふしたいなあ。って授業中、ぼんやり考えてみたけれど、冬服になったら夏服とは永遠にさよならじゃないか。来年は着られない。気づいたら高校3年生。ラスト夏服。白い。そうおもうと、いとしいな、って。








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