賢者様を好きな魔法使い(mhyk)
2022/08/03 20:22

西の魔法使いかなぁ、パッパラに見えて愛情深い情熱の男! ということで。硬派で寡黙な男もいいのだが……。折角なので敬語系チャラくんで。西の骨董……、アンティークショップ! 雑貨屋! の店主! 盛ってきたね。

任務で西の国に来る賢者にだんだん心惹かれていく。賢者も賢者で、来るたびに品揃えが変わる不思議なお店に興味津々だし、「いつでも遊びに来てくださいねぇ」って言って毎度お茶をご用意してくれる店主くんに、任務終わりとか会いに行っちゃう。(初期の)障害という障害は、賢者に付き添ってくる魔法使い達ですが、険悪になりそうだと多分賢者が止めてくれる。大丈夫。店主は賢者にいい顔したいので、穏やか対応頑張ってる。元々気性は荒くない。
西の魔法使いとはほんのり知り合い。別に仲良しとかはない(非情) 魔法舎の魔法使いたちとも、段々知り合いのような友人のような関係になっていきます。

「ないものはない! アンティークショップです!」
「すごいですね!」
「ふふ、そこにないものはどこを探してもないので諦めてくださいという意味ですけどね」
「あっ、そっちの……」
「その通り! でも、この店にないものはないくらい、品揃えには自信がありますので、ご贔屓に!」

ムル&シャイロックは呼び捨て
魔法使いたちはアナタとかアンタ
賢者は晶サン
後々魔法使いたちも名前呼びになる……かな?


→賢者の魔法使いメンツとの初対面からもだいぶ経って
好き好きオーラを出しながら賢者と仲良くしている。賢者の魔法使いたちには(店主の賢者への愛が)軒並みバレているので、現状のもだもだ感をうっとおしいと思っているメンツから「さっさとどうにかならないかな……」と思われている。
しかし、いつかこの世界を去る賢者に思いを伝えることは重荷になると思うので店主は思いきれない。

→ちょっかいをかけるブラッドリー
賢者と距離近くして、これみよがしにしてみるけど反応が薄いので「独占欲っつーもんがねぇのかよ」と言われる。
「嫉妬はするし独占欲だってありますよぉ! けど! 晶サンはオレのものじゃないんですから、そんなの……オレにする資格……ないんですよねぇ、ははっ、わかります?」じめじめしている。
流石のブラッドリーくんも「おいお前……、おま、面倒くさっ!! お前ー……、もうさっさとどうにかなれよ!」になるよ。
なお賢者の前ではにこにこしてる。

→月に恋する男と
「ねぇねぇ、恋するってどんな気持ち? 嬉しい? 楽しい? それとも悲しい?」
「それをムルが聞きます? 嬉しくて悲しくて、甘くて苦くて、グルグルしちゃいますよ」
「ふふっ、そう! 恋って刺激的で素敵」
「頭が爆発しそうなくらい刺激的ですね。晶サンが帰るときは、いっそオレのことを粉々にしてから帰ってほしいくらい、あの人が居ないと駄目になっちゃいましたよ」
「賢者様は君のことを粉々にしてくれるかな? もしもそうなったら、好きな人に粉々にされた気持ちを教えてよ」

→料理人と
「え、晶サンって、料理するんですか……!?」
「あ、ああ。普段は俺がやってるけど、賢者さんもそれなりに」
「へぇ……そう、すか……。魔法舎の魔法使いたちは、みんな、晶サンの手料理を……へぇ……」
「おい、大丈夫かアンタ!?」

→呪い屋と
「両思いになれるおまじない、って知ってます?」
「……まさかとは思うが」
「まさかといいつつ疑いの目がすごいですよぉ! オレじゃあありませんとも、当然です。巷で流行ってるんですよ、ご存知ないんですね」
「引き篭もりで陰気な呪い屋なものでね」
「ふぅん……、ま、オレも晶サンに何事もなければ放っておきますけど。ただ……、オレは呪いには詳しくないんで、感覚的な話になりますけど、「あれー? もしかしてこれホンモノ寄り?」って思ったんでそろそろ魔法舎に依頼が来てもおかしくないかもしれないなって」
「それを早く言え!」
「早目に言いましたよぉ! 魔法舎のお客さんはアンタが今日1番でしたから!」





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