斎葵(サーナイト♀)


努力家で完璧主義なせいで、仕事はできるが無理をしがち。何度か部下をつけてもらったこともあるが完璧主義とスパルタのコンボで人材の墓場と化している。そのせいで小さな事務所とはいえ衣装の仕事をほぼ一手に引き受けていて非常に多忙。しかしいよいよ危ないときはどこからか察知した斎芽が現れて何とかしていくので過労で倒れたことはまだない。
仕事の手際はいいが、同時に対人関係を頑張るにはまだ負担が大きいらしく一人の方が気楽とのこと。

左足(太ももの半ばから足首)に大きな古傷がある。幼少期に親戚の子ども達と喧嘩になったときにつけられたもの。置き去りにされた現場を見つけたのは清嗣で、兄妹双方に結構なトラウマとなった。今でもたまに痛むらしい。
いつからか右腕に絹の糸をむすびつけている。誰から貰ったのかだとか由来だとかは思い出せないが、斎葵にとっては仕事が大変な時に見て元気を貰うお守り。

清嗣と兄妹なので当然お家騒動真っ只中の旧家出身。兄と同じく家族(特に斎芽)を偏愛し他者を排斥する性格だった。斎芽が当主を継承することが決まり家を出され、一時は反発して余計に人を寄せ付けなくなったものの様々な人との関わりによって現実を受け入れ考え方を変えていった。
どうにか変わろうと奮闘中だが、人へ好意を示すことも人から好意を受け取ることも慣れることができずに苦闘している。人からの好意を察することなど夢のまた夢なので夏野の想いは届かない。(察したとしても可能性はないが)


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