陽気で何の悩みも無さそうに見えるが、初期のチーム内最年長らしく、実は色々と考えている。年不相応な妙に明るく周りを振り回す言動は意図して作っているもの。海が大嫌いで全く近寄ろうとしない。水に浸かるという行為自体苦手。
タワーオブヘブンを訪れたノア一行に勝手について来て、ネジ山では一行に挑みかかってくるガントルたちを苦手タイプにも関わらず力技で勝手に蹴散らし続けた。ネジ山を抜けたところで、根負けしたノアがなるべく原型でいないことを条件にチーム入りを承諾した。
ノアチーム加入で人の手持ちになるのは二回目。
子供の頃はホドモエ在住のあるトレーナーの手持ちであった。パートナー同士とも呼べるほどの信頼関係を結んだ仲だったが、ある日トレーナーとその家族共々爆発炎上事件に巻き込まれる。トレーナーとラバーダは瀕死の重傷ながらも助かったが、トレーナーの家族や他の手持ちたちは皆犠牲となった。
大惨事を体験し、軽からぬ後遺症を負ったトレーナーは精神に異常をきたし、その身に炎を宿したラバーダを拒絶した。ラバーダはそれでも追いすがったが、半狂乱のトレーナーにより海に叩きつけられ半死半生の状態で別の町のジョーイさんに保護され、同じヒトモシの住処であるタワーオブヘブンに放された。
タワーオブヘブンに放された後、何度もホドモエに帰り前のトレーナーのもとに帰ろうとしたが、手酷く拒絶され生死の境をさ迷う状態に追い込まれた記憶が邪魔し、どうしても実行できなかった。そんなジレンマに悩まされていたある日、元トレーナーと同じく炎を恐れるノアに出会い、代償行為として彼女を追いかけ始める。
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