(111115) 男鹿くんの双子の妹と姫川さん。某倉庫にて。 「…オイ、誰か睡眠薬でも飲ませたのか?」 「いいえ姫川さん」 「にしちゃあ随分グッスリじゃねえか。気絶じゃねえみてーだし」 「はい。縛りはじめたころにはもうこのとおり…」 「チッ。オイ女!なに平然と寝てやがる!」 『ん…いいじゃない、こーして大人しく指定された場所に居てあげてるんですから』 「男鹿妹ォ…どうやら状況を分かってねぇみてーだなァ(バチバチ)」 『うん、ごめんなさい、本気で眠たい…やっぱり徹夜でゲームはダメだね…おやすみなさ〜い』 「おやすみなさいじゃねぇ!……オイ、こいつ本気で寝やがったぞ…」 ◇ 「なんだよ姫川」 「おう、おせーぞ。さっさとコレ連れ帰ってくれ」 「あ?なんで杳子がこんなとこで寝てんだ」 「俺が聞きてーよ。おい妹、兄ちゃん来たぞ起きろ」 ◇ 『ん…たつ、お腹すいた。晩御飯なに?』 「さあな。帰ったら分かるだろ」 『一応コロッケリクエストしといたけど』 「でかした」 「ダ!」 『まあいつもしてるんだけどねえ。ま、帰りますか。ではまた、えええと、……まあいっか知らなくても』 「姫川だ。覚えとけ杳子」 『え?あ、はーい』 ◇ 『あれ、そういや名乗った覚えないのになあ』 「つかオマエ捕まるの何回目だよ」 『今回のひとは多分初めてだよ。なんだっけ、名前忘れちゃった』 「む、俺も思いだせねえわ」 『まあいっか〜。帰ろ帰ろ、お腹すいたし咽かわいた!』 |