(110106)



「あーっ!」

「うおあ!?いきなり耳元で叫ぶなよ梓!」

「杳子ちゃん杳子ちゃーん!久しぶり!」

『んあ、藤崎さん。おはよございます〜』

「おはよ!」

「梓、友達か?」

「うん!というかカズくん、同じクラスだよ!」

「え?」

『はは、不定期登校なもんで。はじめまして〜男鹿と申します』

「あ、山村です。って男鹿!?」

『へい』

「男鹿ってもしかして…石ヤバの男鹿さんと何か関わりが」

「あ、石ヤバっていえばさ〜カズくん知ってる?もうすぐこの学校に居候しにくるんだって」

「まじでか!」

『あ、そーいや壊れたんだっけ。さすが情報早いですね藤崎さん』

「へへへー」

『あ、チャイム。じゃー私図書室こもりますので。また』

「またねー!お昼一緒しよーねー!!」

『ほーい』




結局聞きそびれるカズがかわいい。


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