古市って料理はあまりしたことないけどレシピあればそれなりのものは作れそうですよね。天然女子力。恥将オムライス待ち受けにしたい。古市のケータイの。

そしてレシピがあればそれなりにおいしい料理が作れる貴之と、レシピは暗記してるけど作るとなるとグロテスクにしかならない亜貴子ちゃんを。受信して。一人で悶えてました。全世界で一人きり。二人合わせたらちょうどいい双子最高です。


「オ、オムライス…」「おおーっと古市さん!誰かに助けを求めているー!かなり切実な視線だ!」「あれ、古市ちゃんじゃないの」『へ?…あー……(にっこり)がんばれ貴ちゃーん!』「見捨てられたーっ!!!当然です!彼の妹は主催者側です!尚、たとえ観客であっても助けを求めることはルール違反となります!」

「なんだ、古市は料理もできんのか」「亜貴子が一緒ならできるんだけどな。あ、でもあるわ一つだけ。二人とも一人で作れるの」「コロッケか」「よく分かるな」「ふん。大方貴様に付き合わされて覚えたのだろう。古市はともかく亜貴子をあまり困らせるな」


ううむ、ベル坊以外に堂々と甘いヒルダさんは微妙だな…。見下しはせずとも甘くもせずにいてほしい。

ちなみにほのかちゃんはそんな姉兄を反面教師として中学入った頃から料理の練習を始めました。きっといいお嫁さんになる。我が家へおいで。


いよっし!あした!ですね!ぶりーちとべるぜと!まあ水曜日テストで木曜日めちゃハードなのでお迎えするとしても金曜日か土曜日ですけどネ。読んだらきっと発熱することでしょう。おがふる熱。あと悪魔ふる熱、ラミふる熱、そして(ショタ含む)おがふる熱。それを考慮してやはり金曜日夜にしようと思います。まじ古市なんなのヒロインなの。あ、ヒロインだった。


さて。勉強しまー。家庭教師古市からかいたい。『ねーねー先生。あたし見ちゃったんだけど』「雑談はあとで。ほら、問題解けたの?」『いいの?お母さんに言っちゃうよ?』「え?な、何を?」『ふふ。昨日ね、あたし石矢魔ランドに行ったの』「え」『で、観覧車に乗ったの』「……」『ひとつ前のゴンドラは黄緑のやつだったの』「……」『なに見たと思う?』「…お母さんには言わないで」『古市先生って彼女は募集中って言ってたけど、彼氏はいたんだねー』「う…」『大丈夫、先生の好みど真ん中ストライクなお母さんには言わないであげるから。そのかわりさ』「…そのかわり?」『この服、着てみてもらえる?』「……へ?」『演劇部で使ってる衣装なんだけどさ。今度の舞台、学内の宣伝隊長が出られなくなっちゃって』「いや、これ、どう見ても女の子用…」『大丈夫。宣伝隊長も男の子だから。背丈も少し違うくらいだし、ちょっと直せば古市先生でも着られるよ』「え、え、ちょっと待って」『おかーさーん!昨日ねー、古市先生が観覧車で男の人とキ「うわあああああ!!!わかった!わかったから!」


よし、勉強。





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