男鹿くんの双子(姉でも妹でも可)と古市とかね!男鹿家の子供なので当たり前にドS。デレのときもツン。『はい古市、ケーキ』「へ?…え…え?…これ、咲美ちゃんが焼いたの?」『要らないならいいよ、処理機は家に居るし』「いやいやいや!もらう!食べるよ!!ありがとう!!」『いえいえ。どうせ失敗作だからね』「え」『いやね、本命の彼がもうすぐ誕生日だからケーキの練習してるんだけどさ。なかなかうまくいかなくて』「え…いや、あの、サクミちゃん。オレたち付き合ってるよね…?」『うん。だから本命って言ったでしょ』「え。………」『…てのは嘘』「だよねええええ!?びっくりした!なんか涙出てきた!!」『びっくりしたのはこっちだよ。早くツッコんでくれなきゃ困る』「ツッコめない冗談言うからだよ!ああもう…」『泣くなよ古市。好きだよ』「えっ」『なに』「いや…サクミちゃんから好きって言われたの、告白以来…」『恥ずかしいこと思い出さないでよ、キモいな』「キモいって…」『古市に聞こえてないだけで、私はいつも好きだって言ってるよ。気を抜いたら他が疎かになっちゃうくらい、古市が好き』「サクミちゃん…オレも、す」『つうかケーキ溶ける。はやく冷蔵庫入れてきなよ』「言わせて。聞いて。ねえ。サクミさん?」『あ。あとこれ、辰からのポッキー』



あと美咲さんの双子妹。こっちはゆるふわ女子大生。『古市くーん』「はい?あ、サクミさん!こんにちは」『こんにちは。いま帰り?』「ええまあ。男鹿は喧嘩ですよ」『ううん、いいの辰巳は』「え?サクミさんが男鹿探さないなんて珍しい」『そ?まあそれより古市くん、はいコレ』「え?………。」『今日誕生日だったよね。おめでと』「……」『古市くん?うわ、なんで泣いてんの』「いや、色々、ありまして…ぐすっ」『あはは。ほれ、鼻水拭いて。毎年ポッキーでごめんねー?』「いえいえ!サクミさんから頂けるなら何だって!!」『ありがと。なんか今年こそは手作りしようとか思ったんだけど、古市くんのこと考えてるとポッキーかプリッツしか思い浮かばなくて』



寧々さん双子妹が古市に片想い設定の姉と古市。「はい」「え?寧々さん……!」「勘違いすんじゃないわよ。それ、妹からだから」「妹さん?あ、奈々さん」「そ。不器用なあの子が徹夜してまで作ったんだから、大事に食べなさいよ」「はい!ありがとうって伝えておいてください」「はいはい。あとこれ」「え?これも奈々さんからですか?」「私からよ。誕生日って知ってるのに何もあげないのは気が咎めるでしょ。奈々とは違って手作りじゃないけどね」「寧々さん……!」




うーむ…むずかしい。明日だぜ!!フキ!!がんばれよ!!!





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テーマ「人外ファンタジー」
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