:: 長次
「先輩、私この物語好きなんです。」
「…そうか。」
「興味無さそうですね…」
「…手が止まっているぞ。」
「あらやだ。で、先輩。この本読んだことあります?」
「…ある。」
「そうですかぁ。いいですよねぇ。純愛って感じで。私もこんな風に恋がしたい」
「……恋は人それぞれだから。……おまえはおまえの恋をしろ」
「……じゃあ先輩に恋するもの勝手ですよね」
「……」
「あら、固まった。」
私、先輩と本の話している時が一番好き。
…前言撤回、先輩の次に好きです。
2011.12.22 (Thu) 14:06 (
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