- ナノ -

寿嶺二×黒崎蘭丸

いつまでも交わらない、ねじれの関係のように

男同士。世間には公言できない関係性。それがどうしたと、と君は言った。怖くないの、ぼくは問うた。「おれがてめぇの傍にいるのはてめぇが一番分かってる。それを信じねぇのはおれに対して失礼だ」ニヒルな笑みと共に返されたそれ、だからね、好きなんだ。