- ナノ -

奥村雪男×奥村燐

んん、だなんて随分とえっちな声出せるんだね兄さんは。僕と同じ尖った耳元に囁けば、ひくり、と肩を震わせる。「んっ…む、りい」顔を涙と唾液でぐしゃぐしゃにした兄さんは小さく呻くと僕の手の平に精を吐き出した。ん、苦い。溜まってた、と訊けば兄さん、真っ赤になったよ。