- ナノ -

寿嶺二×黒崎蘭丸

眠いと溢すランランの手を引いて鼻歌混じりに寝室へと向かう。いそいそとベッドに潜り込むランランの意識は既に半分夢の中、手招きに誘われるように掛け布団の中に身体を滑り込ませればすりすりと擦り寄る姿に心音がどくりと高鳴って。ああもうほんとに可愛い、どうしても呟かずにはいられなかった。