- ナノ -

聖川真斗×神宮寺レン+寿嶺二×黒崎蘭丸

「いえーい、ひじりんおたおめー」
「有り難うございます、寿さん」
「いえいえ、どういたしましてっ」
「ほら真斗、やる」
「く、黒崎さん」
「わ、ランランってばおっしゃれー!ひじりんほら着けてみなよきっと似合うよ」
「…有り難う、ございます」
「別に大したモンじゃねーから気にすんな、……で、てめぇは?」
「ほらほら、レンレンってばそんな隅っこにいないでこっち来なよー」
「神宮寺、」
「ふう、ブッキーに呼ばれちゃ仕方ないね……ランちゃんも、そんなに睨まないでってば」
「レン、ガキかてめぇは」
「らーんらん、そんな睨んじゃダメっ」
「別に、ただ、こういう雰囲気は初めてだからどうにも勝手が分からなかっただけさ……はい、聖川。誕生日おめでとう」
「…これは、」
「万年筆、お前はきっと使わないだろうけど……ショップで見掛けて、色合いとかデザインがお前に合うんじゃないかってね」
「ひゅー、レンレンってばかっくいー」
「中々イかしてるじゃねーか」
「神宮寺、感謝する。有り難う」
「ふ、どういたしまして」