- ナノ -

寿嶺二×黒崎蘭丸

「眠い寒い腹減った」
「見事な三重苦だねえランランは」
「れーじ、どうにかしろ」
「ええ、ぼくがどうにかするの」
「ん、」
「えと、えと、あ、ならぼくと寝れば全部解決するかも」
「…なんで、」
「まずランランが寒いならぼくがぎゅっと抱き締めてちゅーしてかぷりって色々な場所噛み付いて身体暖かくしてあげる」
「…で?」
「眠いならむぎゅううって二人で抱き締めあって夢の世界に逃避行するでしょ」
「……あとは」
「お腹空いたならぼくのぼくちんを、」
「しね」
「らんらーん、冗談だからそんな真顔で死ねなんて言わないでー、ぐすん」
「れーじきめえ」
「…うう、ランランが大好きだからこそです」
「……なら腕貸せ。で、暖めろ」
「それどういう意味でー」
「…エロい意味じゃない方で」
「ぶー、ランランのけちっ、でもすき!」
「あっそ、」