- ナノ -

六道骸×雲雀恭弥

忘れたくない人がいる、と雲雀恭弥は僕の目をじっと見てそう告げました。それならば仕方ないですね、今お伝えしたことは忘れて下さい。からりと笑い、そう告げれば雲雀恭弥は君はそれで構わないの、と。構わないわけがないでしょう、なんて、金髪の彼を忘れたくないと言った君に告げられるわけがない。