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不知火一樹×七海哉太

執務の合間に気晴らしにと屋上庭園へ向かえばそこでは七海が仰向けで空を眺めていた。またこいつは、と頭を抱えたくなる反面、七海が見ている景色を共にしたいと思ったこともまた事実。はあ、と誰に向けるわけでもなく吐息し、七海の隣へと腰を降ろした。