- ナノ -

ジャン・ハボック×ロイ・マスタング

「う、わ」
「なんだその声は」
「い、や、そりゃあ大佐が急に抱き着いてくりゃ驚くでしょうが」
「私が抱き着いてはいけないのかね、ハボック少尉」
「な、んなこと言ってないですって」
「ならば良いだろう」
「だ、から…っ、俺の心臓がもたないんすよ」
「…ふ、」
「ほらやっぱあんたは笑うだろ」
「嬉しい、から笑ってはいけないのか」
「へ、」
「随分と嬉しい言葉を言ってくれるじゃないかハボック」
「…そりゃあ、本心なんで」
「ふ、」