二階堂浩平と住む@
※逆トリ夢
「〇〇ちゃんおかえり!」
二階堂くんが家に現れて1ヶ月が経った。早いようで遅いような感覚だ。
「ただいまー」
「今日も疲れた?」
「疲れたよ」
おつかれさまってぎゅーってしてくれた。二階堂くんの体はヒンヤリしてた。
私と二階堂くんの出会いはそれはとても唐突で、1ヶ月前仕事に疲れて帰ってきてなにか食べようと冷蔵庫を開けると天井からガタッと大きな音がして「ついにボロアパート壊れたか?!」と思ってる間に天井から偉く細く色白なお世辞でも健康そうには見えないよくわかんない被り物をした男が降ってきた。
「ねぇ!誰なのォ!?」
「ギャァァァァァァ!!!」
「ねぇ!!誰!?!?」
「アァァァァァア!!!」
このやり取りを1時間近くし、とりあえず私が保護することにした。最初は私の作ったご飯を食べてくれなくて困ったが、今となっては少しづつだが食べてくれるようになってうれしい。
「〇〇ちゃん、みかんある?」
「うん!買ってきたよー」
「わぁい!」
私はみかんを剥いてあげて口に運んであげる。二階堂くんはみかんが大好物だ。私はこの時間が大好きだ。仕事から解放されて二階堂くんとお話しながらのんびりするのがとても。ずっとこの時間が続けばいいのにな…。あ、そしたらニートか。
「ねぇ〇〇ちゃん、俺のこと好き?」
「二階堂くんのこと大好きだよ」
「俺の事下の名前で呼んでよ、浩平って」
「浩平くん」
そして照れるけど
「…大好きだよ」
2人で抱き合って喜んだ。二階堂くん本当に好きだよ。君がいないと私は生きられない。いきなり消えたりしないでね