ギーマさんとメンヘラ@(pkmn)

※未完です

今日も暇だなと空を見上げた。親には島巡りに挑戦したら?などと言われたが私にはそんな度胸がない。一応トレーナーズスクールは卒業したがまだ自分に自信がわかないのだ。それに親は私が活発じゃないことを知ってるくせに。酷い親を持ったものだ。

「ふりーふりふりー!!」

今日も私のバタフリーはかわいい。羽をパタパタして大きな目で私を見てる。とてもかわいいのだ。

「ポケマメ食べる?」

「ふりー!!」

私はポケマメを1粒あげた。バタフリーはとてもおいしそうに食べてかわいかったからなんだか楽しい気分になった。

「そうだ!マリエシティに服買いに行こう!」

そうと決まればライドギアのリザードンフライトでひとっ飛びしよう!

ライドギアでリザードンを呼んで私は背中に乗った。風が気持ちよかった。今日はなんだかいい事が起こりそうな気がしてたまらなかった。平凡で暇な毎日になにかパンチがくるようなものが。私はなぜかワクワクしていた。


「えー...なんか服微妙」

せっかく来たのにあんまりしっくりするものがなかったのだ。さっきのワクワク感はどうしたんだろう。私は疲れたのでマリエ庭園の茶屋を訪れた。バタフリーを出してお茶を飲みながら茶屋の椅子に座った。

「ねえ!君虫タイプ好きなの?」

私より結構年下の男の子に話しかけられた。

「うん、好きだよ」

そう答えると少年はにっこりして俺も好き!と答えてくれた。それから私のバタフリーと触れ合ったり虫ポケモンの話して男の子と仲良くなった。

「俺、ヨウ!君は?」

「私は〇〇。よろしくね」

よろしくな!と少年は言うとじゃあな!そろそろ行かなきゃと走り去って言った。




第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -