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・温泉旅行の昼間、海に行ったワンシーン ・大樹一人称 ・短い たっくさん海ではしゃぎ回っていたら、少しして、シヴァ兄が「休憩」とビーチに突き刺していたパラソルの下に移動した。 シヴァ兄は強いけど、ちょっと、うん、ちょっと体が弱い。 ふつうに家で過ごしてる分にはあんまわかんないけど、やっぱりはしゃぎすぎるのは良くなかったのかもしれない。 オレとクリアは顔を見合わせて、何となくしゅんと肩を落とす。 オレら、ムキになって騒ぎすぎたもんな。反省。 そうやって二人で少し落ち込んでいたら、優乃姉がポンって軽くオレらの肩を叩いた。 優乃姉がこうやって叩くと、何となく元気を分けてもらえたような気がして嬉しくなる。 「ほら、二人共」 「優乃姉」 「おねえさま?」 「あっち、見てみろ」 優乃姉が指を差したのは、シヴァ兄が休んでるパラソルの方。 オレとクリアはつられるままにそっちに顔を向けて。 見ると、シヴァ兄が笑って小さく手を振っていた。 「ほら、大丈夫だろ? 休めばすぐに良くなるさ。だから二人もそんな顔してないで、遊ばないともったいないぞ」 オレとクリアはもう一度顔を見合わせて、互いに笑って大きくうなずく。 太陽の下で眩しい優乃姉の笑顔と、パラソルの下で微笑うシヴァ兄の笑顔。 それは夏の太陽なんかに負けないくらい、強くてあったかくて、オレたちの気持ちを明るくしてくれるんだ。 【海と笑顔とパラソルと】 (その後休んでたシヴァ兄をナンパしに来た男たちが――すごい笑顔のシヴァ兄に蹴散らされていたけど、あの笑顔は、ちょっと怖いかも)
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