◆ 第三章:ル ヴ ィ エ ー ル (あらすじ)
2017/03/03 23:23
ルヴィエールという発展した大きな街にたどり着いた一行。
仲間のこと、この世界の名前と歴史を知る。
そしてアールは何気ない会話の中で仲間たちがなにかを隠していることに気づく。
「そんなことはないですよ。 タケ… ル……」
と、ルイは何かを言いかけて言葉を飲み込んだ。目を泳がせ、飲み干したはずの紅茶を飲む素振りを見せる。
「“タケル”……?」
確かにそう聞こえた。誰かの名前?
「いえ……あ、おかわりは?」
「……貰おうかな」
秘密と嘘のはじまり。
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©kamikawa