ル イ ラ ン ノ キ


54章の好きなシーン(というかあとがき)
 
2023/01/18 12:52

54章を公開したばかりですが、好きなシーンを軽く語ろうかなと思います。
ネタバレになりますのでご注意ください。
 
・胡蝶之夢1…『相棒』
彼視点の物語は書こうか迷い、本編を書いている中で書くタイミングがあれば書こうかなと思っていました。短いけれど、描けてよかったです。彼も大事な仲間ですから。
 
・胡蝶之夢2…『相棒2』
前頁に引き続き、彼視点の物語。デリックとの出会い。そして──
 
・胡蝶之夢4…『存在意義』
「私の命はシュバルツ様と共にある。君の命がグロリアと共にあるように」
誰かのために生きる、ということを経験したことがある人はいますでしょうか。その命を誰かのために使うという経験を。我が子以外に。
命の使い方は人それぞれですが、自分の価値は自分で決めるべきものですね。
 
・胡蝶之夢5…『もうひとつの仲間』
ピンチの時に仲間が助けに来てくれるお決まりのパターンは、ベタだと言われるほど多くの人に愛される展開なのだと思っています。
15章の30ページで、アールの元に仲間が駆けつけた時、「彼らは“都合よく”現れて“都合よく”主人公を助ける為に、どれだけ走り、どれだけ息を切らして、動き回ったことだろう。」という一文を使っているのですがこれを気に入ってくれたお友達がいたのを思い出しました。
   
・胡蝶之夢7…『ルイvsルーカス 2』
休む暇もなく次から次へ、戦闘が続きます。うぅ……目まぐるしい。
 
・胡蝶之夢8…『目先の誘惑』
カイが夢の中でタケルと会うシーンが好きです。タケルはいつも彼らと共にいます。
 
・胡蝶之夢9…『使命感』
セル・ダグラス戦。ちょっと精神的にきつい戦闘が続いたので、脱力感を加えました。この物語はゆるい設定が売りでした(?)ので、唐突に路線を戻します。そしてまた路線が歪んでいきます。
 
・胡蝶之夢10…『持つべきものは』
みんなが駆け付けてくれるシーン。私も友人が困っているときは駆け付けられる人でいたい。
 
・胡蝶之夢11…『光と影』
ジェイの登場です。彼の登場シーンんはいろいろと考えたのですが城の警備等はある程度把握しているので突然笑われる形となりました。彼との戦闘を請け負ったのは、リアです。
 
・胡蝶之夢12…『ジェイと家族も知らない秘密』
リアのご活躍。そして何気に新登場の、王妃。名前はちょいちょい出ていましたが、姿を見せたのはこの時が初めてです。これが映画だったら、ちょっとしか出ないのにめちゃくちゃ有名な大御所女優さんが演じるような感じでしょうか。
 
・胡蝶之夢13…『自分の人生』
このページは初め、ありませんでした。書き上げたシナリオを入れ替えるためにコピペしていた際にミスで同じコピペがあったので、片方を消去して1ページの文字数を見ながら空白になっていたスペースを詰めていたら、13頁にちょうど1ページ分、白紙ページができあがりました。この白紙ページを消去しようと思っていたのですが、次のページが少し唐突な展開だったので、ワンクッション置くために描き足したページになります。
唐突な展開は殴り書き小説らしくて好きなのですが、大事なシーンでしたので足すことにいたしました。
 
・胡蝶之夢14…『3分』
待ちの3分って長いですよね。逸る気持ちが大きいほど、とても長く感じます。
 
・胡蝶之夢15…『ともしび』
消えて行くともしび。それでも希望は捨てない。
ゲートで仲間の元に移動できるならみんなゲートで塔までひとっ飛びしたらいいじゃないか、と思いますが、敵の数が多いので一カ所にごった返してしまうため、それぞれが邪魔な敵を排除しながら進んで行っております。
 
・胡蝶之夢16…『期待してる』
シドの危機。シドの悔しさ。自分が一番納得していないのです。
 
・胡蝶之夢17…『さみしい』
このページのタイトルの『さみしい』は、シドの心にある感情と、アサヒの感情です。
 
・胡蝶之夢18…『無敵』
アサヒが取り乱すシーン。そして……。
このページは好きなシーンでありながら、嫌いなシーンでもあります。
いつ頃だったか、初期に考えていたシナリオが大幅に傾いて、予定になかった展開を引き寄せてしまいました。そのことについては機会があれば他の場所で語れたらと思います。
 
胡蝶之夢19…『白い猫』
デリックが駆けつけるシーン。犬猿の仲ですが、互いにリスペクトしている部分はあるのです。絶対に口には出しませんが。
 
・胡蝶之夢20…『煩わしい敵』
アールの元にも、助けが来ました。彼ですね。
そして、ずーっとアールが憧れだった魔法の絨毯にここで初乗りすることができました!喜んでいる暇はないのがとても残念です。
 
・胡蝶之夢21…『おとな』
みなさんは、どんな大人になりたいですか? または、理想の大人になれていますでしょうか。そして、理想の大人は身近にいますでしょうか。
私は子供の頃に、この答えを見つけたかったなぁと思いました。そしたらもっと、まともな大人になれていたかもしれません。
 
──というわけで、振り返り(あとがき)は以上となります。
 
最終章(57章)までもう少し。
楽しんでいただけますと嬉しいです。
 
かみかわ


prev | next

top
©kamikawa
Thank you...
- ナノ -