ル イ ラ ン ノ キ


45章の好きなシーン(というかあとがき)
 
2022/08/17 16:40

45章を公開したばかりですが、好きなシーンを軽く語ろうかなと思います。
ネタバレになりますのでご注意ください。
 
・因果の闇1…『声』
キタキタ。シュバルツさん進行状況どうなってまんの?まだスヤスヤ爆睡してまんの?と思っていましたがようやく、といったところです。シュバルツの声から始まる演出は気に入っています。
 
・因果の闇2…『本格的始動』
マッティとローザ。裏で動き回っているふたり。
この二人も重要人物なので大事に進めたいところです。
 
・因果の闇3…『ギップスへの手紙』
モーメルさんからギップスへ渡したお手紙の内容がここで明らかになります。
「黒魔術」「悪魔」というキーワードから、悪魔を召喚しようとしているのかなと思われます。なんのために? 光ある未来のために。
 
・因果の闇4…『少年の目覚め』
エテルネルライトの中で眠っていた少年が目覚めました。
もう忘れ去られていたんじゃないかと思うくらいようやく新展開を迎えました。
 
・因果の闇5…『これからの流れ』
「シドって女の子と長電話したことないの?」「女の長電話ほど無駄なものはないな」アールとシドの会話です。ルイやアールは要件が終わってもすぐに電話を切ることはありません。相手が電話を切ったのを確認して切るか、ワンテンポ置いて切るか。それに比べてヴァイスやシドはすぐに電話を切ります。みなさまはどちらのタイプでしょうか。
私はワンテンポ置いて切っているつもりでしたが「かみかわちゃんって電話すぐ切るよね。清々しいわ」と言われたことがありました。おかしいな、ワンテンポが速すぎるのかな。
 
・因果の闇6…『優しい嘘』
泊まっている宿のフロントのフリースペース(カフェのようになっているところ)でシドとアールの会話が好きです。
いろいろとやっとシドと話せたアールでした。
 
・因果の闇7…『嫉妬』
シドから名前を呼ばれたことを嬉しそうにルイに報告するアール。
そしてヴァイスとアールのメールのやり取りが好きです。最近メールのやりとりをする描写が増えたように思います。直接言葉を交わす会話と違ってメールという文章のほうが微妙な感情の揺らぎも現れやすいのかなと感じます。
 
・因果の闇9…『光』
シーワンの大剣が見つかった。そうでした、voice of mind はゆるい物語だった。
重いシーンが続くと、ゆるいRPGのような物語であることをすっかり忘れます。拍子抜けすることがしばしあります。
 
・因果の闇10…『もうすぐ』
モーメルさんから呼び出しをくらうミシェル。どこまで話を聞いたのでしょう。
沢山の人を巻き込み、大きな歯車が回り始めます。
 
・因果の闇11…『厄介な感情』
シドがルイの恋心は錯覚だと言う。どうなのでしょうか。物語を進める上でルイの想いは慎重に扱っています。
 
・因果の闇12…『心の準備』
ヴァイスとアールの距離がとても近いです。アールは恋多き女の子ではないのと、少しまじめ過ぎるのかもしれません。
 
・因果の闇13…『運命の日』
モーメルさんとゼンダさんが度々繋がっている。
アサヒもなにやら楽しそうです。アサヒを動かすのは正直楽しい。悪役ですが、愛嬌があってユニークなキャラクターです。
 
・因果の闇16…『突如襲われた町』
重く悲しい展開なので好きなシーンとは言えないのですが、久しぶりにシェラを動かせたのは嬉しかったりします。
 
・因果の闇18…『カモミール』
ウペポとテトラがモーメルの元へ集結。同時進行でいろんなことが起き、物語がひとつの方向へと進んで行きます。
 
・因果の闇19…『4階と5階』
アール(良子)の携帯電話が突然鳴ります。液晶画面には『お母さん』の文字。
結局お母さんと会話はできませんでしたが、その声を聞くことはできました。
 
・因果の闇22…『体を美しく』〜因果の闇23…『魔術』
とても大事なシーンです。ミシェルはモーメルさんから聞かされた話しか知りません。
 
・因果の闇26…『新しい身体を』
モーメルが自身の役目を果たす時が来ました。残酷ですが、ずっと描きたかったシーンです。このシーンがないと物語は前に進んで行かないのです。
 
・因果の闇30…『voice RUI』
アールの正体がやっとわかりました。アリアンさまとアールのお母さんに関してはまだ謎めいている部分があります。いずれそちらも明かされます。
 
──というわけで、振り返り(あとがき)は以上となります。
シドが戻ってからずっと重かった空気がやっと晴れたと思ったのに、また重々しい展開となりました。
楽しんでいただけると嬉しいです。
 
かみかわ


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©kamikawa
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