ル イ ラ ン ノ キ


43章の好きなシーン(というかあとがき)
 
2022/07/20 14:17

43章を公開したばかりですが、好きなシーンを軽く語ろうかなと思います。
ネタバレになりますのでご注意ください。
 
・隔靴掻痒1…『お薬』
まず、章のタイトルは「かっかそうよう」と読み、「もどかしい、はがゆい思い」という意味です。
シドもいない、組織の人間もいない旅は、一行にとって結構厳しいようです。
 
・隔靴掻痒2…『シートン』
一行の前に現れた第二部隊の4人。
そして、裏でモーメルの代わりに動いているギップス。モーメルさんはひとり好きだけど、多くの人から慕われているのがわかります。
 
・隔靴掻痒3…『迷宮の森』
このページは懐かしのキャラクターが何名か出てきました。特にブタのマスキンとセルは懐かしいのではないでしょうか。
そして、エテルネルライトの中で眠り続けていた少年についても、進展があるページです。
 
・隔靴掻痒4…『ジョーカーとモーメル』
ジョーカーの末路を見届けるアサヒくんと、相変わらず立場が激弱なジャック。
アサヒは好きなキャラクターです。ちょっと軽いノリを持っている男の子は描いていて楽しかったりします。
 
・隔靴掻痒5…『光を齎す者』
「“グロリア”ってさ、【光を齎す者】って意味なのに、なんで敵に向かってそう呼ぶわけ?」ここに疑問を持つ人ってあまりいなさそうですがカイが疑問に思って組織に尋ねたシーンは個人的に好きです。カイの何気ない疑問やアイディアが重要なことに繋がったりするのが好きなのです。
 
・隔靴掻痒9…『第二部隊』
シオンのことを引っ張り出してアールの動揺を引こうとしたルーカスでしたが、突然プツンと張りつめていた糸が切れたアールのセリフはこれまでと違ってどこか冷淡でした。
こういう、時折見せるアールの中の暗い部分を書く時、少し緊張します。
 
・隔靴掻痒10…『病室と整頓された部屋』
シドにちょいちょい会いに来る謎の人物。魔法って無限ですね。いたちごっこ状態です。
 
・隔靴掻痒16…『アサヒ』
アサヒとアールの初対面。そして、シドのブレスレットがやっと渡り渡ってアールの手元に戻ってきました!仲間たちとおそろいのブレスレットなので、どうしても手元に戻したかったので試行錯誤しました。
 
・隔靴掻痒17…『ブレスレット』
「俺はカイ! 握手はしない!」ってテンポよく言って「しない!」で腕を組んだんですけど、その姿を想像するとちょっとかわいいと思ってしまいました。
 
・隔靴掻痒20…『掛け布団』
自分で言うのもおこがましいのですが、気になる展開だなと思いました。この辺のストーリーもまったく覚えていなかったので、「へ?シド起きたの?連れ去られたの?どっちなの!」状態。
なかなかいいストーリー展開なのではないかなと思います。(自分で)
ただ、アリアンの塔の謎はいつになったら解けるんだい!とモーメルさん口調で言いたい。なかなか解けなくてすみません。と、数年前に執筆した私の作品をここまで見てくださっている方々に、数年後の私が謝罪いたします。申し訳ございません。
もう少しお付き合いくださると嬉しいです。
 
──というわけで、振り返り(あとがき)は以上となります。
いつも見てくださってありがとうございます!
44章も早めに公開できるよう、がんばります。
 
かみかわ


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©kamikawa
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