ル イ ラ ン ノ キ


41章の好きなシーン(というかあとがき)
 
2022/06/22 20:17

41章を公開したばかりですが、好きなシーンを軽く語ろうかなと思います。
ネタバレになりますのでご注意ください。
 
・一日三秋1…『voice ????』
うーん…。ここは好きなシーンを語るあとがきですが、このページはいらんかったかな、と思いました。これまでの流れで誰の心の声か大体検討がつくので、この演出はいらなかったかもしれない。
 
・一日三秋2…『移動』
一行をお迎えに来た女の子がお気に入りです。そしてカイのいつもの調子が徐々に戻ってまいりました。
 
・一日三秋4…『救いの手』
好きだけど嫌いでもある、シラコとアールのシーンです。
シラコさんはちょっとくせ者キャラなんですよね。シラコに詰められて本音を吐いたアール。彼女にとってどういう存在になっていくのか気になるところです。
 
・一日三秋5…『敬愛』
4ページに引き続きアールとシラコの絡みですが、ヴァイスに対してなんかちょっと嫌な感じですね、シラコさん。きっといたずら心で言ったのだと思います。

・一日三秋6…『トラブル』 〜一日三秋7…『ご褒美』
RPG(ロールプレイングゲーム)をしていると、クエストが発生します。そんなRPGあるあるの、人に話しかけたらクエスト(イベント)が発生するのを 意識して書いたページです。
クエストを受けるのはヴァイスですが、この行動がアールとの仲を深める(?)展開へと発展していきます。

・一日三秋12…『色鉛筆』
少し重い話になるのですが、この物語を書いた当初、私は心の病気についてあまりにも無知でした。身近に精神疾患を抱えている人がいなかったわけではないのですが、根掘り葉掘り聞けるようなことでもないので、心の病気に関してはドラマや映画、小説やマンガなどから得た浅い知識(認識)しかありませんでした。今現在、うつ病と診断されて約2年ほど通院しておりまして、実体験と身近に心の病を持った人と接する機会も増え、当時よりは理解ができるようになりました。心の調子が悪いと日常生活もままならないこと、思い通りにいかないこと、薬の影響など、今ではよくわかります。
そして気づいたのは、案外身近に心の病を抱えている人が多くいるんだなということです。皆自分の事でいっぱいいっぱいなので気が付かないのですが。
 
・一日三秋14…『浮揚車』
あれだけあまり家族のことや恋人のことを話したがらなかったアールですが、シラコにはどうやら話せるようです。身近な人には相談しずらいけど、ネットで知り合った人には言える人っていますよね。Yahoo!知恵袋を見ていると特に思います。「誰にも相談できないので」と知恵袋に相談する人。恋人に直接聞くべきことを赤の他人に聞く人、とか。
私もどちらかというとそっちの人間なので、身近にいる人に素直に弱さを見せて頼れる人が羨ましくもあります。
 
・一日三秋15…『繋がらない』
カイがやらかしました。アールも大事なことを人に頼むなんてよくないですね。
このシーンを描きながら脳内に流れていたBGMは、三代目 j soul brothersの「花火」と「冬物語」です。(壮大すぎ)
 
・一日三秋16…『ホテル』
ラブホテルにラブホテルだと知らずに入ることなんてありえるんだろうか?と思いながらラブホテルについて調べたことがあります。昔のドラマに出て来るラブホテルはいかにもラブホテルという感じなのだけど、今はぱっと見ラブホテルとわからないおしゃれなラブホテルが多いようで、女子会にも人気なのだとか。  
 
・一日三秋17…『そうですここはラブホテル』
駆け込んだホテルがラブホテルだと知ったときのアールの心情は計り知れません。しかもヴァイスを“連れ込んだ”わけなので、大パニックです。
アールの子供っぽさとヴァイスの落ち着いた大人としての振る舞いの中で垣間見える悪戯心は描いていて楽しかったし、アールがヴァイスからお金を借りるところがなぜか気に入っています。
 
・一日三秋18…『羞恥心』
冒頭でめずらしくカイを鬱陶しがるルイ。
アールの慌て様をかわいく描きたかったのですが描けていましたでしょうか。

・一日三秋19…『のぼせる』
ルイとアールの深夜のメールのやり取りが好きです。
ルイが優しすぎて泣く(´;ω;`)
そしてアールをからかうヴァイスも珍しいです。
シドはいつもアールを“子供”のようにからかっていましたが、ヴァイスは“異性”としてからかってしまったのでこれはいけません。これはいけませんよこれは。タブーです。
 
・一日三秋20…『からかわれキャラ』
>>あれほどまでに意識されるとこちらまで意識してしまうものだ。
いや、もう、さらっと言うてしもうてるやん。
 
・一日三秋21…『ドタバタ』
なんやかんやありましたが、ヴァイスのためにバタバタと走り回るアールが好きです。
見守ってるフロントのおばさんも好きです。
 
・一日三秋22…『誤解です』
>>アールの顔に掛かった髪の毛を退かそうと手を伸ばした時、ドクンと心臓が跳ね上がった。
タブーを犯した結果の決定打です。
からの、ホテルから出て来たところをカイとルイに目撃されるというベタな展開。
ベタな展開ってやっぱりおもしろいですね。おもしろいからベタになるのでしょうね。
 
・一日三秋23…『voice WEISS』
この章の冒頭(はじまり)に戻って終わります。
 
アールとヴァイスの関係は今後とても重要になってくるので、恋愛色が強くゆったりした章ではありますが欠かせない章になりました。
 
──というわけで、振り返り(あとがき)は以上となります。
楽しんでいただけると嬉しいです。
 
かみかわ


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©kamikawa
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