小説 | ナノ
「ルフィ!ルフィ!聞いて聞いて!」
「おう!何だ何だ?」
「ロビンが言ってたの、今日はね、おっきいお魚を空に吊るす日なんだって!」
「なんだそりゃ?楽しそうだな!」
「そうでしょ? ね、釣りしようよ!おっきいお魚釣って、それで……あれっ?つ、吊る、す…?」
「…ん?吊るすって…どうやんだ?」
「え、えっと…えっと…生のままじゃ、生臭いね…?」
「おろすのか?」
「…開くのかなあ」
「燻製…?」
「………良く考えたらもったいないねえ」
「そうだなァ…面白そうなんだけどなー」
「…あ!じゃあ、サンジくんにお料理してもらおう!そっちの方が楽しそう!」
「おお、いいなそれ!よし!なまえ、釣りだー!!」
「うんっ!」
こどもの日
(あ、あの、あのね、ルフィ!お誕生日、おめでと…)
(釣れたァーっ!!)
(きゃーっ!)