05.
「十三、お呼びがかかったぞ。」
「……わかった。七緒…お前なぁ。」
本当は全然解りたくもないが、呼ばれてしまっては仕方がない。
俺だってついさっき知り合ったばかりだと言うのに。
どうしてこんな役回りを押し付けるんだ龍ちゃん。
好誠たっての頼みだしと渋々七緒を止めに行った。
その間に好誠は龍信たちの元へ避難。
ちょっと待て、逃げるなよ好誠。
『だって好誠が悪いんですよ』
「サボったのはお前なんだからもとはお前が悪いんだぞ。…まぁ好誠の言い方もあれだったが。」
弟で慣れているからか妹みたいな感覚で扱っちまったが良かっただろうか??
うち女いねぇから扱い方わかんねぇんだよ。
『…はーい、ごめんなさい』
しゅんと項垂れる七緒。
うさ耳が垂れているように見えるその光景に不覚にも萌えた。
初めて使ったぞ萌えたとか。
マスターは一人大爆笑してたし。
……まじでマスター鬼畜だよな。つかドS???
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