01.
平日の午後。
この時間帯は茶を飲みに来る客や、馬鹿共が溜まりに来るのだが今日はどちらも来ない。
マスターも月一の定期健診とやらで俺と入れ違いで出て行った。
つまり今「ブライアン」に居るのは俺一人ってわけだ。
仕事しねぇで給料貰うってのもなんだか気が引ける…やっぱり店の外でも掃除するか。
箒とちりとりを手に俺は店を出ようとした。が、俺が開けるよりも先に見知らぬ少女が這入ってきた。
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mokuji
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