19.


練習には近くの公民館を使わせてもらうらしい。
明日、明後日、一日飛ばして次の日、また一日飛ばして次の日は使えるのだとか。

その使えない日は海常が使うんですねわかります。

今日は来たばかりだし練習はやらなくて良いか、とは行くはずもなく。
山で鬼ごっこしてます。


鬼ごっこ楽しーー、私見てるだけですから。

『原先輩危ないですよーーー後ろ後ろ―』

「ちょっ、涼風ちゃんが輝いてるっ!!!!可愛いけどっ!!!」

『可愛いだなんて照れますよーー、そんなこと言ってるから真君に捕まるんですけどね』

というわけで原先輩確保。

「んじゃあそろそろ暗くなってきたし帰んぞ」

夜の山道は危険がいっぱいなので早めに退散することになりました。

『はーい、その前に山崎先輩足の治療するので座ってください』

鬼ごっこの最中に山崎先輩が転んだのでその治療である。
気にすることなく逃げていたしてっきり幼少期に戻ったのかと思ったら真君の顔が怖かったのだそうで。

鬼監督と名高い真君ですしおすし。
あいた殴らないで真君。

話題は変わりますが夕飯はあと少し煮込んだら完成なので問題ない。
ちゃんと人事尽くしているよ、真太郎。






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