17.
「おいこら涼風起きろ」
『んーーーーまだ食べたいよーー』
「寝ぼけてんじゃねぇよバァカ」
『ひでぶ』
ペットボトル的なもので頭叩かれました涼風です。
痛くないけど痛かった……。
もう着いたのか。
……二時間ほど爆睡していたようだ。
『真君おはよう、そしてありがとう』
「まじ足痛かった」
『すみません真様』
「夕飯カレーな」
『了解しましたー』
真君の為に全力でお料理しますとも!!!!
「ねぇなんかあそこだけリア充オーラ飛んでんだけどなんなの付き合ってんの」
「くだらない事言っている暇があったら瀬戸運ぶの手伝え原」
「へーへー」
『真君真君。私らリア充っぽいって!!真君!!!』
全部聞こえていましたとも。
真君が彼氏とか絶対彼女幸せだって。
「ああ、そ」
『聞いて!!!!』
そして相変わらず話を聞いてくれないのであった。
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