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「はー青峰と同じクラスなんやったらはよぉ言ってや」

おかげで要らん気ぃ使ったわ、とちょっと咎められた。

『すみませんねぇ、先輩の困った顔が見たくて』

「ほんま性格悪いのぉ」

『そんな今吉さんよりはましですってぇ』

「それにしても見た感じカラフルな頭多かったなぁ。もしかして同じクラスに結構キセキの世代おるんと違う???」

『全員居ますけど、後幻のシックスマンとかマネとかそいつらの彼女とか』

全員揃ったがために余計に肩身の狭い思いをしているのだ。

「それは大変やんなぁ……なんかあったらわしんとこきぃや、慰める位はしちゃる」

『じゃあ心が折れた時に部活へでも遊びに行かせてもらいます』

「おーまっとるで」






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