28. [ 31/49 ] そして今日は真君の元先輩のサトリ眼鏡こと今吉翔一さんと文化祭を回る日である。 昨日同様、真面目に働く私を散々扱使ってくる咲子は本当に性格が歪んでいるように思う。 今日は涼太と青峰君も午前シフトなので余計かもしれない。 あれ？これってもしかして今吉さんと青峰君が鉢合うフラグじゃないの？？面倒なことになりそうだなぁ。 真太郎から聞いたのだがキセキの世代はもう進路が決まっているらしい。 征十郎は京都の洛山高校へ（この時は豆腐が好きな余り京都に行くのかと本気で思ったものだ、案の定思っている事がばれたのか殴られたが）真太郎は秀徳高校へ（確か結構偏差値の高い頭の良い学校じゃなかっただろうか？？真太郎に合っていると言えば合っていると思う）。 紫原君は秋田の陽泉高校へ（確かミッション系の学校だったと記憶している。あのお菓子の妖精が……ミッションだ……と？！と、色んな意味で吃驚したのは記憶に新しい）。 涼太は神奈川の海常高校へ（涼太の決めた理由は何だったか覚えていないが海常と言えばバスケ部が素晴らしく涼太の方向性ベクトルと真逆な学校である。やっていけるとは思うがいざこざが起きそうな予感がする）。 そして最後に青峰君は桐皇学園である。 今回一緒に回ってくれる今吉さんは桐皇の部長さんで人に嫌がらせをさせたら右に出るものは居ないと言われているほどの性格の悪さの持ち主である。 性格が悪いとかの問題ではないと思う。 青峰君も面倒な人に目を付けられたものだ。かくゆう私もその一人なのだが。 → [＊prev] [next＃] top