27. [ 30/49 ] あれからたこ焼き屋へ行ったり射的やったり綿飴食べたり林檎飴食べたり焼きそば食べたりドーナツ食べたりと出し物を十分に満喫した。 あれ？？食べてばっかりなのだけど。 所詮男子高生と言うべきか。 その間も目立っていたわけだが。 今日わかった事と言えば、別に瀬戸先輩寝てなくても悪目立ちしてるじゃないか。と、言う事だけだろう。 そういえば回っている最中に涼太達リア充トリオペア（あれわけわからなくなってきた）に会った。 涼太と青峰君は今日のシフト入っていなかったので私がイケメンと歩いている事に彼女さん達同様目を引ん剥いて驚いていた。（真君が瀬戸先輩の影に隠れて爆笑していたのはまた別の話だ） この時ばかりはわざと真君と腕組んでやろうかと思ったが（どうなるのか試したかっただけ）肝心の真君が使用不可能だったので渋々諦めたのだった。 それ以外に面白い事なんて一体あっただろうか………。 ああ、入ろうか迷ったがBL＜腐女子の森＞〜ようこそ腐海へ〜とかほんとよくわからないサークルを見つけた。 学校側よく許したな、と思ったら漫研の敷地だったので納得したのを覚えている。 敷地内からうちのイケメン共をぎらぎらした目で見つめる様はまるで獲物を見つけたライオンの様だった。女の私でさえ怖かった。 それでも冗談で“入る？？”と、聞けば全員一致で“だが断る”と返されてしまったのだ。 明日は先輩を誘ってみようかしら。 先輩ならもしかしたら一緒に入ってくれるかもしれないというよくわからない根拠と一緒にとりあえず明日を楽しみにしてみることにした。 → [＊prev] [next＃] top