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『おかえりなさいませご主人様ぁ。あ、真君達来てくれたんですねぇ』
何って言うかね……メイド服で厚化粧でそれに加えてぶりっこってある意味最強なんじゃないだろうか、気持ち悪過ぎてウケル。
これでも結構ちゃんと仕事してるんだよ??衣装も似合っているようだし。
開店前のメイド服のお披露目の時なんて“馬子にも衣装だ……”“あれ、嘘可愛い”とか聞こえてきた。ハッ、褒めてるのか貶してんのかわかんねぇよ。
まぁ言った奴が涼太のまわしもんだったから少し気分は良いのだよ。
「ちゃんとやってんだな涼風」
「ほんとほんと、サボってっかと思ったわ。」
「ズゴー」
「似合ってんじゃん可愛いよ涼風ちゃん」
上から真君、山崎先輩、瀬戸先輩、原先輩である。
おい、立ったまま寝んな。 あと思ってないこと言わないでくださいよ原先輩。
『もうちょっとしたら終わるからちょっと待っててぇ』
「ああ、早くしろよ」
「ブッ゙フォwwwwwwwww」
『原先輩笑い過ぎなんですけどぉ、………ドタマかち割るぞ(ボソ』
「すんませんwwwwwww」
『それでご注文は何にしますかぁ??』
「全員分の珈琲、あと何かあるか??」
「俺、このショートケーキ食いたい」
『原先輩って何気に甘党ですよねぇ』
「涼風ちゃんがぶりっこ口調で酷い事言ってくんだけど」
『えっ』
「えっ」
あれ、この前も同じようなことあったような。
『じゃあ注文してきますねぇ』
私の方を目を見開いて咋に吃驚している咲子達の元へオーダーするために戻った。
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