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『私がサボらないで頑張ってるのにあいつらサボってんじゃねぇよ馬鹿共が！！ってなるんだけど！！！！』
「だったらお前もサボればいいじゃねぇか」
『真太郎達頑張ってるのにサボれるわけがないでしょうが』
そういうところ結構真面目なんだなこいつ。
さっきよりは少々落ち着きを取り戻した涼風は原に謝っていた。
原も“機嫌悪かったんじゃ仕方ねーよなー”とか言ってるし。
あれこいつこんなに懐広かったっけ？？？？
どうしてその優しさを俺に少しも分けてくれないんだよお前。
にしても涼風って怒ると怖いのな。
俺が実際体験したわけじゃねぇから何とも言えねぇけどあの原が青鬼よろしく顔面真っ青で走って来た時にはボールぶん投げて逃げようかと思ったわ。
涼風の話の中にちょくちょく出てくる厚化粧とかぶりっことか色々質問したいところはあったがなんとなく聞いちゃいけないような雰囲気だったから普段の俺はだと考えられない機転を利かせて聞くのやめた。
誰かあとで聞いてくれねぇかな。
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