短編(krk) | ナノ

「あ、五十鈴さんじゃないっすか!!久しぶりっす!!!」

「五十鈴ひさしぶ(り)だな!!!」

「五十鈴ちゃん久しぶり」

『皆さんお久しぶりです。それで突然のお願いなんですけど、』

「なんスか??」

『笠松さんと森山さん借りても良いですか??』

「え、とどういうこと??」

『私も買い出しに来たんですけど量が多くて流石に持てないと困っていたらお二人が手伝ってくれるとのことで、一応報告にと伺ったわけです』

ナイスな案だと思うんだよね、私。

「そういうことだったら俺等も手伝うっスよ!!」

いや、お前等が来たら駄目なんだよ。それが一番の問題なんだよ!!!

『流石にこんな大人数で動くのは邪魔だろうって……混んでるし。だから海常の分の買い出しも一緒にやっちゃうから皆さんは見たい所行っていいぞ、って笠松さんからです。帰っても良いそうなので。じゃあ私はこれで失礼しますね』

「ああ、笠松達こき使っていいからなーー」

「またなーー!!!」

「黒子っち達によろしくっス!!!」


………こいつ等が単純で良かった。