髪の毛って人間性を表していると思うの


「ヒ―笑ったwwwwww」

暫く大爆笑していて話にもなりませんでした。
全く。エアコン完備の施設だったから良かったけれど。

『あともう一つ』

「まだあるのか」

まだって私一つしか話してないよ??

『はい。霧崎第一って有名進学校じゃないですか』

「まぁそうだな」

「そういえばそう言われてるな」

「ザキとか成績酷ぇけどな」

「うっせぇ!!!ほっとけ花宮!!!!」

『それでも有名進学校に入学できるレベルには頭良いんでしょう??』

「……おい優子。何が言いたいんだよ」

『いや。有名進学校の割にDQNみたいな髪色だなぁと』

「それな」

「俺も前から思ってたわ。原とかザキとか。特に原」

「何で俺wwwwww」

『普通に居ませんよ??というか、薄紫と桃色足して灰色で割ったみたいな色。そんな染色液あるんですか???染め間違えにしては頭髪が奇跡的ですよ????』

「酷いwwwwwww」

「笑い事じゃないと思う」

『私もそう思います』

「あれ??瀬戸いつから起きてたの???wwwwおはようwwwww」

瀬戸さんなら貴方方が大爆笑している時に“フガッ”って効果音と共に起きましたよ。

「さっきから目線より随分上を見つめていると思えばそういうことか」

それは私が小さいって言いたいんですね古橋さん。そうですね???戦争ですか受けて立ちましょう。

『失礼ですね。言っておきますけど私の生活の中で貴方方の身長じゃあ見上げてるうちには入らないんですよ』

真太郎とかを一時間ほど見つめてみなさい。
首折れるわ。

「それはすまなかった」

『分かればいいです』

ハッ
「チビにチビって言って何がわりぃんだよ」

『その言葉ブーメランする事をお忘れなく』

まこちゃん先輩もこの合宿に来ている人の中で小さい部類に入りますしね。

「うっぜぇ」

『お前がな』

「それ無限ループする奴だからやめてwwwww」

『まこちゃん先輩と話してると時間だけが過ぎていきますね』

「同感だな」

厭味で言ったんだけどな。