面倒な奴ら



さてと次は真太r……「ちょっと待ってや優子。」なんかサトリに呼び止められたんだけどやなんだけど無視していいかな……。

「聞いとるん優子」

「ふはっ、アンタと関わりたくねーんだろ。なぁ優子」

なんか面倒な奴等に絡まれた。
そうだよ思い出したよ悪童だね霧崎行ったの。あー誰だよ思い出せないってことはどうでもいいとか言ったの。

…………私だよ。

『サトリと悪童が私になんの用です??私は用がないので失礼したいんですけど。』

正直……面倒だ。出来る事なら関わり合いになりたくない。

「用があるから呼び止めたに決まってんだろバァカ。」

「そんな言い方したらあかんて。」

『だったら早く言ってくれません?そうじゃないとある事ない事バラしますよ??まこちゃん先輩。』

ほんと中学の先輩じゃなかったら総無視してたのに、こんな胡散臭いサトリ眼鏡とゲスいオタマロとか。

「サトリ眼鏡なんて……酷い言われようやんなぁ」

例にもよって言ってませんけどね。だからサトリなんだよ怖いわ!!!

『酷いと思うのなら日頃の行いから改善してみてはいかがですか?似非関西弁のサトリ眼鏡先輩』

「似非やないってなんぼ言ったらわかんねん!!泣くで?!!!」

「『泣けよ』」

「ほんま可愛いない後輩共やわーー」

私達は先輩を見て育ったのだけど。だから悪いのは今吉さんでしかないのだよ。

「んなことよりもなんでお前緑間真太郎の姉だって黙ってたんだよ」

茶番に飽きたのか本題に入ったようである。やっとすぎてだな……あれなんでこんなに疲れてるのかしら…………。

『別に私の学校生活に支障をきたす問題ではなかったので言う必要ないかと。』

「……そういえばそういう奴だったなお前」

『今頃思い出したんですかまこちゃん先輩』

「ほんっと毎回喧嘩売ってくるよなお前」

『何勘違いしてるんです?売ってきてるのはそちらでしょう先輩??』

「『…………』」

「黙れ毒舌女」

『失礼ですねゲスいオタマロが何言ってんだか。海へお帰り。あ、海じゃ生きていけませんねすみません。』

「死ね」

『お前が死ね』

「あっはっはーー相変わらず仲ええのーーー自分等」

「『んなわけねーだろバァカ』」

『拉致あかないのでまた後でじっくりお話ししましょうか。積もる話もありますし(それまで逃げないで首を洗って待っててくださいね)』

「そうだな。楽しみにしてるわ(上等だコラ)」

「ほんま自分等怖いわーー」