安眠はゼッターイ!!



時間が過ぎるのは早いもので、昨日終業式で今日から合宿ですって奥さん。
あらやだ……ほんとやだぁ―――――梓さん代わって。

本当はこの合宿に梓も来る予定だったのだけど自分の方の合宿と被ったからとのことで見事ぼっちですぼっちなう。

ツイッツーで呟こうかしら。


ってかこういう時に涙目って使うんじゃないんですか?知らないけど。

学校の専用バスで某合宿名所までゴーです。


バスの席順は森山先輩と黄瀬が騒いでいたけれど無言で笠松先輩の隣に座りました。


え?他の人の席順なんて知りませんけど。


自分のところに来ると思ってなかったのか、ちょっと動揺してる笠松先輩が可愛いとか思ったり。

「お、おい……」

『なんですか??』

「あいつらのとこ行かなくて良いのか??」

『先輩は私に死ねって言ってるんですか?』

あの人達の隣じゃ静かに寝られませんよ。安眠妨害ダメ、ゼッタイ。

「…すまん」

先輩が女の人苦手なのは理解してるつもりだったのだけど……うん。

慣れてくれたと思ったんだけどなぁ………………ちょっと淋しいかな。





ふぁ……やっぱり眠い。


おやすみなさい…………