あらた様から頂き物 | ナノ

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 ならば偽装心中、いかがでしょう
※エロくないけどR18
※無理やりだけど無理やり臭しない


 は、と短く息を吐き出す怪盗の目を見ないようにするのに必死だった。
「目、開けろ」
「ざっ、けん、な…」
 ここで目なんか開けたら、それはそれは楽しそうに歪んだ双眼と対面するのだろう。愉快だろうな、そりゃ。普段は高圧的な探偵殿が自分の下で好き勝手やられて喘いでるんだもんな。縛られ拘束された両腕に新一は幾度目かの舌打ちをする。
「そんなのは、真っ平御免、だ。オメーの顔なんて見たくねえ」
「つまんねーな。強情」
「う、ぐっ」
 本来なら排泄器官であるはずの場所に指を入れられているというのに、痛みどころか違和感すらさほど感じず、早い段階から快感を得始めたこの身体に新一は動揺を隠せなかった。こんなところに異物が入るなんて初めての経験であるのに、抵抗なく飲み込んでいるそこに恐怖を感じる。指を動かされるごとにここは性器なんだと言われているような気がしてくる。そこまで考えて薄ら寒いものを感じた。
「ほら、目」
「っ開け、ねえ」
「…なんで? そんなに見たくねえの、お前を好き勝手する男の顔を」
「うあっ」
 ぐちゅ、と突かれた場所は運が悪いことに一番感じる場所だったらしい。思わず目を開けるとモノクルが外れたキッドの顔がそこにあった。
 ああ、目が合ってしまった。
「やっと見た」
「や、やだ、やめろ、やめ」
「やめない」
 指を抜かれ、押し当てられたものが分かってさあっと血の気が引いた。抵抗する術なんかないと理解しているものの、どうしてもここから逃げ出したかった。でないと気付かれてしまう、身体を蹂躙されることより何より、“それ”に気付かれることが一番怖かった。
「放せ、やめろ! 触んな、」
「…なら言ってやろうか」
「ひっ」
「お前が嫌がってる理由」
 目の前の怪盗の口角がニタリと上がった。
「触られんのが嫌なわけじゃないんだもんな? どんなに俺に酷いことされても気持ちいいんだ」
「ちが、っあ!?」
 押し当てられていたものを唐突に中に入れられ、突き上げられる。あまりの衝撃に一瞬呼吸が止まり、再度突き上げられてひゅっと喉が鳴った。
「知りたくなかったんだよな? 自分が無理やり犯されて感じる人間だって」
「黙れ、っう」
「必死に嫌がって感じてるの隠して、でも本当はこうされたくて」
「あっ、ちが…」
 反論しようにも頭がくらくらして、キッドの言葉が段々理解出来なくなっていった。
 いやらしい笑みを浮かべたままのキッドが新一の耳元に口を寄せ、ぼんやりしてきた頭に興奮で上擦った声を流し込む。
「そういうとこ、ほんと好き」
 その言葉を最後に、新一の思考回路は完全に断たれた。





あらた様宅でリクエスト企画があったので、ちゃっかりリクエストしてきました////(図々しい)
「ドS怪盗×ドM工藤」という紗希ホイホイでしかない変態すぎるリクエストだったにも関わらず、あらた様はもう素敵過ぎる文章を書いてくださいました/////

嫌がりながらもキッドさんにされるがままな工藤大好きなんです。工藤が嫌々言いながら喘いでるのが大好きなんです。(大事な事なので2回言いました)このまま少しずつ工藤はキッドさんに調教されてくんですね^^^美味しすぎます^^^うへへへへへ(やめろ)

もう感謝してもしきれないくらいの素敵な小説を紗希なんかが貰ってしまって良いのかキョドってしまうんですが、返せと言われても返しません^^^(何なのお前)この気持ちを一言で表すとすると、あらつぁんありがとう!大好きっ!ぎゅむぎゅむ(終始乱文・変なテンションでスミマセンでした…)






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