染める_
あなたにとって私はn人目かもしれないけど、私にとってあなたは1番目だから。
あなたを知れば知るほど、過去にいた私以外の女の子の影が濃くなるのがどうしようもなく嫌だった。
あなたが好きだと言ったパン屋さんも、いつか一緒に行きたいと言っていたあの場所も、観たことあると言っていたあの映画も。
昔のことを聞くたびに、そこに見え隠れする知らない誰かに嫉妬した。
あなたの「過去」にならないために私は君の日常に溶け込む努力をした。
あなたが過去を思い出すことのないように、私が1つ1つ塗りつぶしていく。
1ミリの隙も残さず、全て私で染めあげてそして早く私のものになればいい。
▽もはや仁王じゃなくても全く問題ないような文章。
過去に沢山関係を持った人がいるけど、過去は過去、今は今ってはっきり割り切って今いるパートナーを心底大切にしてそうなのが仁王雅治。
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