独り言
2021/01/25
ふとツイッターで見た、わざわざ「小説」を読む人が減っているという話。
自分から主体的に動かなくても、Twitterを開けば自動的にツイートが流れてきて手軽に短い文章読んで吸収出来る時代。
ライトノベルよりもさらに手頃な小説。もはや小説というよりは小説の元になるプロットというべきか。
インスタントノベルなんて言ったらおかしいけど、まさしくインスタントだと思う。
そして小説よりもラノベよりも、インスタントの方が全てにおいて手軽な時代。
それに細かくうだうだ描写されるより自分で想像する余地も広がって楽しみも増える。結末だって明確に示されるより自分で脳内補完する楽しみができる。
古の女なのでそんなSNSの文化に触れたのもここ数か月のことで正直まだ掴み切れてない。
TLに流れてくる手頃なお話も大好きだけどでもやっぱり私は個人サイトが好きで、サイトごとの管理人の方のこだわりや趣味、センスを楽しむのが好き。
私にとって個人サイトって"自分の国"みたいなもんだから、なんだかんだ愛着がある。そして他のサイトは私にとっては外国で、そこを訪ねて"海外旅行"するときの高揚感が好き。
社会人忙しくて中々長い文章を読む時間が作れない、段々と文章を読む体力が落ちて集中力が続かない、そんな中でもわざわざこんな個人サイトに足を運んで私の書いた文章を読んでくれて、反応までくれる人がいる。少数でも０じゃない。ありがたいことだな、なんて思って、自分でも何が書きたいかよくわからないけど、とにかく短いプロットも好きだけど私はきっと長ったらしい文章を書く方が性に合っているっていうこと。