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短編更新(財前)
2021/01/06

5分程度で書いたやっつけSS。夢も期待も、全て終わってしまえば色褪せて急速にしぼんでいく、そんな経験ありませんか。だからこそ、夢を抱いていたあの日が眩しく見えるんです。

はじめては好きな人と、なんて甘い話、現実に存在するんでしょうか。自分が薄汚れた恋愛しかしてこなかったせいで、純粋な甘い話は全て夢物語に思えてしまいます。
現実はもっと呆気なくて冷たいもんだと思ってしまう。だからこそ夢を見るのが好きだし、現実とのコントラストでより甘い夢が際立つような気もする。
甘い初体験もいいし、苦い経験もいいし、何の味も残らない無味無臭な記憶だって、後で振り返れば全て美しい思い出になっていたりして。

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