「…なんじゃ、あっち行きんしゃい寄るななまえ」

「わっ…わわわ!もう1回!もう1回やって、今の!」

「…は?」

「だから、今のっ…シッシッ!って手で追い払うやつ!」

「…じゃから寄るな」

「その運動部にしては色白の、男子とは思えない細くて綺麗過ぎる指…!でもやっぱり少し骨ばってて私と比べると男の子の手なんだよね、すごくいい。仁王の手にはよく合うんだよ今の動き!!すごくときめいた。ねぇ、もう1回」

「ダメじゃ、こいつ意味わからん。追い払ったのに寄ってくる、ブンちゃん助けて」

「あっははは、お前好かれてんなー」

「うん、大好きだよ!仁王の手だけ!」

「それが1番気に入らん」

なんで手限定なんじゃ。



手フェチ少女に気に入られる仁王

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フェチシリーズは女の子がマシンガントークになってしまう。

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