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ゆらりゆらり、
去っていった主とは真逆の道を私は部隊を率いて進んだ
















開けた先で見据えるは武田、伊達、上杉の同盟軍。


私の役目は…この大軍を足止めすること







…全ては光秀様の為に。






「怯むなっ!堪えれば恐怖から抜け出せるぞ!」


「明智様の恐怖より全然怖くねぇぜ!」

「日々生きるか死ぬかの瀬戸際だった俺らをなめんじゃねぇぇぇええ!」






「Ha…この数で俺らを足止めしようたぁ…なんのjokeだ?」

「政宗様、油断は禁物ですぞ」


「この幸村、突破して見せますぞお館様ぁぁああ!」












虎の若子や独眼竜を含む相手方の先陣と激突する


光秀様の影に隠れてはいるがうちの軍だって舐めないで欲しい。

あの魔王にだって一目置かれてるくらいなんだから






「ふむ、やりおるのぅ…」

「なんでも、ぶたいをひきいているのはおなごだそうですよ」


大将椅子に座った甲斐の虎と傍らに立つ軍神はどうやらまだ動く気はないらしい






…だとしても、いつまで保つか



「…っ!」




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bkm
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