「…では頼みましたよ、姫」





戦。
ある作戦のために私と光秀様は二手に分かれることとなった



そもそも、一塊の忍である自分が隊を率いるのも変な話だが、直々の命令だから仕方がない





(今回は貴女がいると楽しめそうもないので…彼らに指示でも与えていてください)






のらりくらりと去っていく背を見つめていればふと思いだした光秀様の言葉




あぁ…、この日が来なければいいと何度願ったことだろう



去って行く背中が見えなくなる








あぁ、これは光秀様の夢…





一人の兵士に名前を呼ばれ、実感した






そして…これが私の現実…




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bkm
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