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「光秀が言うておったわ…」
「……なんと?」
戦が終わり、自室にて濃姫が酌をしていれば想い更けるような目で信長は口を開いた
『愉しかったですよ信長公…貴方との殺しあいは…!!
しかし…何故でしょうね…虚無感が消えないのです…私の願いは叶った筈なのに…
あぁ…もう一度、貴女に触れたいですね…
姫…』
「…いや、」
それっきり黙り込んだ信長
魔王のその瞳には…ほんの僅か、愁いが映りこんでいた
end...
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bkm
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